もうすぐ平昌五輪が始まります。

4年に1回の世界的なスポーツイベントに注目が集まります。

その中でカーリングは毎回冬のオリンピックで注目を集める競技の一つとなっています。

毎回オリンピックを見て、カーリングのルールやかけ声が気になるっていう人が多いんじゃないでしょうか。

わたしもいつもカーリングのルールやかけ声がいまひとつわからなかったので、今回調べてみることにしました。

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カーリングの基本的なルール

氷上のチェスと呼ばれるカーリングの基本的なルールについて説明します。

カーリングは4人1チームで2チーム(合計8人)によって争われる団体競技です。

カーリングでは4人一組で、それぞれ2投ずつ順番にストーンと呼ばれる石を投げますが、それぞれ、ストーンを滑らせるもの、指示を出すもの、スウィーピング(ブラシで氷を磨いてストーンの滑りを良くする役目の選手)を行うものに分かれて自分の仕事を果たしていきます。

両チームが交互にストーンを2投ずつ投げ、全員が投げ終わった時点(合計16投投げ終わった状態)で、サークルの中心に近いストーンがあるチームが得点となります。

サークルの中心から近いストーンが何個によって得点が変わります。例えば、サークルの中心に赤1つ、その外側に黄色1つの場合は、赤が1点となります。サークルの中心に赤2つ、その外側に黄色が1つの時は、赤2点となります。

下の図の場合は、黄色チームが2点となります。

ちなみに両チーム全員が2投ずつ(全16投)投げ終わった状態を1エンドと言います。試合は全部で10エンドで行われ、総得点の多かったチームの勝ちとなります。

カーリングの基本的なルールはこんな感じです。

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カーリングのかけ声

カーリングを見ていると、いろいろかけ声を出しているのがわかります。

見ていて緊迫感が伝わってきますが、ただ気合を入れているわけではなく、かけ声にはそれぞれ意味があるのです。

代表的なかけ声は次の6つです。

「イエス」⇒スウィープ(ブラシ)して!

「ウォー」⇒スウィープしないで!

「ハード」⇒もっと強く!

「ハリー」⇒もっと早く!

「イージー」⇒問題なし!

「クリーン」⇒軽くゴミを掃いて!

これらのかけ声で、ストーンの強さや速さの調整を行っているそうです。また、どの時々で氷の状態も変わるので、スキップを中心としたチームで見極めながら、かけ声を変えていく必要があります。

氷上のチェスと呼ばれる競技なだけあって、その時々の状況判断が重要な競技です。

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まとめ

今回はオリンピックで注目される競技の一つ「カーリング」の基本的なルールやかけ声について、調べてみました。

ちょっとしたルールやかけ声の意味が分かるだけで、いままでより深くカーリングを楽しむことができると思います。

オリンピックで世界中のチームがどんなカーリングを見せてくれるのか楽しみですね!!